間 ひとみ　さん　（無所属、新）

質問２．あなたの”強み”を教えてください。(子育て以外でもOK) 

⾏動⼒、社交性、聞き上⼿が強み。また全国でも事例の少ない若者政策の経験者で、教育関係のコネクションも強いです。

質問３．ご自分はどのような幼児・小学生でしたか？簡単なエピソードを教えてください。

5つ下の妹を溺愛し、⺟に「あなたが妹を育てていた」と⾔われるくらい⾯倒⾒のいい姉だったそうです。⼀⽅で、保育園のフェンスを乗り越えて脱⾛したり、運動会のチーム戦で男⼦顔負けの活躍をするおてんばな⼩学⽣でした。

 質問４．有権者アンケート「未来の中野区議さんへ質問したいこと、ありますか？」の結果から、１つ自由に質問を選びご回答ください。 

【選んだ質問⇒No43 : 社会の⼀員として⾃⽴し，権利と義務の⾏使により，社会に積極的に関わろうとする態度を⾝に付けるためのシティズンシップ教育を推進することが必要であると考えますか？】

シティズンシップ教育は必要だと考えます。そこで⼤切にしたいのは、社会に積極的に関わるのが⼤事だよ、と上から教えるのではないやり⽅。⼦どもたち・若者がどれほど社会から必要とされている尊い存在であるか、可能性に溢れた存在であるかを実感してもらうためのシティズンシップ教育です。10代の⼦たちは実は⾃信を失っていることが多いのです。だからこそ、地域住⺠と関わるきっかけをつくることで「わたしは価値のある⼈間な んだ」と⾃信を取り戻し、⾃分の存在意義が地域にもあると感じてもらい、⾔われてないのに⾃然と地域に関わるように促すための場が各⾃治体にあるべきだと思います。これは理想を述べたものではなく、実際にわたしの故郷にある新城市若者議会の若者が、 まちづくりに関わったことで起きた変化です。彼らは義務について理解し、権利をどう正しく⾏使するのか、そのやり⽅も⾃ら学んでいます。

私は政策としてこの中野でも若者議会を設置することを提案し、10代の頃から地域とつながり、⾃信を持って⽣きられる⼦どもたちを増やして⾏きたいと考えています。

 【自由記述欄】 ご自由にお書きください。（有権者アンケート結果からの質問に追加で答えてくだされば大歓迎ですし、ご自身のウェブサイトのURLでも構いません。好きなことをご自由にお書きください。） 

【選んだ質問⇒No3：AIが主流になる時代、⼈間の社会は⼤きく変化しています。技術 に利⽤されるのではなく、技術を使ってクリエイトする⼒（思考⼒、判断⼒、⾏動⼒、コミュニケーション能⼒、調整⼒な ど）を⼦どもたちが⾝につけるために、どのような教育改⾰が必要だと思われますか。 】

質問3への回答です。 

 私が三つの教育改⾰として必要と考える⼀つ⽬は、教員全体の意識改⾰です。今の時代、 良くも悪くも学習⾃体はタブレットなどである程度できるようになっています。今後教員は「内容を教える」のではなく、「どう学ぶか」「学びをどう活⽤するか」を⼦どもたちが⾃ら⾒出すのをサポートする存在になる必要があります。教える⽴場から→サポートする存在へ。そこをしっかり理解することと、そのために教員⾃⾝が何をどう新たに学び現場に⽣かしていくのかを探求するよう促す場が必要です。 

 ⼆つ⽬は、様々な既存の授業の仕組みを取り払う改⾰です。イエナプランのように⾃ら学習プランを⽴てられるような⾃由度の⾼いカリキュラムを導⼊するのも⼀つの⽅法。カリキュラムまで⾏かなくても、⼀部新しい仕組みを取り⼊れるも良しです。⼤切なのは、学習指導要領にもあるように主体的・対話的で深い学びを促すこと。⼦どもたちがルールを決め、教員はそれをサポートし前に出ないこと。時によってはファシリテーターです。これによって⼦どもたちが技術を使ってクリエイトする⼒が養われていきます。 

 三つ⽬は働き⽅改⾰。教員の働く環境の良し悪しは、⼦どもたちとの普段の関わりに影響を及ぼすからです。紙ベースの古い習慣などが結構残っているのでそれをやめるなど、無駄かもしれないことは勇気を持ってやめてみるなど、無駄を省く積み重ねによって教員の時間や気持ちに余裕ができ、より現場に集中できるようになります。 

【選んだ質問⇒No7 : 中野区が⼦育て先進区になるために最も⼒を⼊れる必要があるのは、どの世代に向けた施策だと考えますか？具体的な課題とその対応を教えて下さい。】

質問7に対しての回答です。 

 真の⼦育て先進区になるためには、就学前の⼦どもたちに向けた施策に限らず、⼩学⽣やティーン向けの施策まで必要だと考えています。 しかし現状は「先進区」と⾔える段階のだいぶ⼿前なので、ふつうに⼦どもを預けられ働きたい⼈がふつうに働ける中野にまずなるために、就学前の⼦どもたちと⼩学⽣(放課後の居場所問題)に対して緊急性を持って取り組む時なのではないでしょうか。