いさ 哲郎 さん (日本共産党、現1)


質問2.あなたの”強み”を教えてください。(子育て以外でもOK) 

■街頭で労働実態のアンケートに取り組み1000人以上と対話しました。人の話を聞く力には長けていると自負しています。地域の皆さんからご連絡いただく相談ごとに活きています。またこの経験から、そうでなさそうに見えても「誰もが仕事や生き方をまじめに考え悩んでいる」ことを知り、「人は信じるに足る」との確信を得ました。大抵どんな人でも本音で話せば何か通じ合えることがあるだろうと、この点は楽観しています。

■苦労続きの人生であったことから、人の痛みに寄り添うことができます。特にITベンチャー企業で労働組合を立ち上げ未払い残業代などを勝ち取った経験は、権利とは弱者のものであること、連帯と共同が変革の力であることなど、ゆるぎない確信となりました。

■様々な運動に携わってきたこと。学生時代から反戦デモに行き、3.11後は都内の様々な抗議行動に参加。サウンドカーでのDJ、デモのコーラーも何度も経験してきました。政治や社会を変えるために先頭に立ってきたつもりです。これからも区内の様々な運動に積極的にかかわりたいと思っています。

■多趣味であること。それだけ多くの皆さんとのつながりを持っています。人のつながりは宝です。

■日本共産党員であること。私たちは、社会は変えられるということに確信を持っています。目先のことで一喜一憂することもありますが、長い目で見れば社会が変わっていくのは法則性を持った必然であることを学んでいます。ですから、簡単にはあきらめません。僕はポジティブな人間であることを自認していますが、それは共産党員だからでもあります。


質問3.ご自分はどのような幼児・小学生でしたか?簡単なエピソードを教えてください。 

■シャイで、人前で話すのが得意ではありませんでした。 

■小さいころから本だけは沢山買い与えてもらっていたので勉強はできました。特に図鑑が好きで、今でも生物の進化や宇宙論など科学ネタが大好きです。科目は国語がずっと得意で、読書感想文など何度か賞をもらったことがあります。  

■運動はそれほどできなかったけれど、父が野球好きで小さいころからキャッチボールをしていたせいか、球技全般得意でした。木登りも好きでした。小学校に入ってから柔道やサッカーなどを経験してきました。どちらも続いておらず、今はダーツをやっています。 

■今は音楽を趣味にしていますが、小さいころは苦手でした。教科書的な(教条的な)音楽とそりが合わなかったものと思っています。今でもクラシックは苦手。 


質問4.有権者アンケート「未来の中野区議さんへ質問したいこと、ありますか?」の有権者の質問から、1つ自由に質問を選びご回答ください。

【選んだ質問⇒No22 : U18が廃止されたことをどのように考えているのか? 】

A.私たち日本共産党議員団は、U18の構想が示された際には「乳幼児と中高生の居場所」という事業のあり方そのものに無理があること、児童館の代わりにならないことなどを指摘し児童館の存続を求めました。20の児童館を9のU18に整理するという削減計画でもあったためU18の計画そのものに反対してきました。この当時はU18の計画を進めさせないことと児童館を守ることは直結していました。

上高田と中央でU18として運用が始まると、本来は想定されていない小学生の利用がそのまま多いことがわかりました。また職員さんへの聞き取りの中から、区側からまともに方針が提示されない中、現場で職員さんが知恵を絞って事業をすすめ中高生の利用も拡大させてきたという経緯もわかってきました。こういう中で突然U18の廃止方針が示されたので、私は「U18を廃止するな」という立場で論戦を行ってきました。少なくとも建物が残っていさえすれば、もう一度児童館に戻すということも検討ができたものと思っています。また、U18での「中高生の居場所」としての機能についても議会で質してきましたが、田中前区政時代にはまともな代案も示されませんでした。酒井区政のもとで再度中高生の居場所について質すと、建屋も含め検討との回答を得ました。これは、残り18の児童館を守れたことに加え大きな成果ではなかったかと思っています。

キッズブラザの需要も一定はあるものの、高学年になると利用しないという実態もあります。学童の待機も大きな課題です。子どもが安心して遊べる居場所という児童館の在り方そのものが大きく問われており、U18問題はその試金石でもあったと思っています。


自由記述 (有権者からの質問に追加で答えてくだされば大歓迎ですし、ご自身のウェブサイトのURLを記載いただいても構いません。好きなことをご自由にお書きください。)

■「民営化」について

保育園民営化については以前から気になっていたことでもありとりあげてみます。私は、安易な民営化には大きな問題があるのではと考えています。児童福祉法を素直に読むなら、子育てに直接の責任を負っているのは行政です。しかし父母のみなさんの中には、公立はサービスが悪い、高齢の先生ばかりなどと仰る方もいます。問題の本質は、前区長による区職員2000人体制にあるのではないでしょうか。保育園では「退職不補充」が長年続き、若い職員へ長年培ってきた経験の継承ができなくなっているのが現状です。酒井直人区長も「保育の質を保つためにも区立園は必要」との見解を示していますが、この点は全く同じ意見です。これまで区は42あった保育園のほとんどを民営化し、区立は残り10園程です。「様々なニーズに対応するため」というのがこれまでの民営化の理由でした。本当に様々なニーズに対応するのなら、これ以上の民営化はやめるべきと考えます。

もちろん民間の園でも、様々苦労しながら努力を重ねて、子どもの成長と発展に力を注いできたことを知っています。私立園についての補助も拡充はしていますが、安定的な保育のためにはもっと国や都に補助を求めるべきとも思います。同時に、社会福祉法人などでない、いわゆる企業型の園が増えることに伴い子どもの事故が増えてきたことについては大いに懸念をしています。どんな形態であっても、子どもを最優先するための「保育の質ガイドライン」の検討が中野区で始まったことは歓迎すべきことです。ただでさえ他の業種にくらべ賃金が平均10万円も安いと言われている業界です。子どもを第一に考えれば、保育士さんの働く環境を整え、働き続けながら経験を重ねていける条件をつくることも急務です。認可園、とりわけ区立園は、保育士さんの労働環境を保証する近道であると考えます。公務員バッシングや民営化がすべての答えであるかのような「民営化“信仰”」とでも呼ぶべき考え方も一部に見られますが、冷静に、事実ベースで検討することが大事だと思っています。

■公園について

このテーマは絶えず誰かが議会で質問を取り上げていますが、この間私も、公園整備について質問しています。12月の議会で示された「今後の検討の方向」では、民営化も視野に入れると記載があり警戒しています。この資料には「都公園条例では、一人当りの標準公園面積を5㎡としているが、現時点では一人当たりの公園面積は1.36㎡しかない。」とあります。1/4に近い。改めて何とかしないといけない重要課題と認識しています。

 私は地元では桃園川緑道の問題に取り組んできました。杉並区側にくらべ中野区側は明らかに見劣りします。この整備についてはこだわってやっていくつもりです。

また、公園の利用については、その公園を取り巻く地域ごとに話し合ってルールを定めるべき、と議会で質しました。禁止の張り紙が多すぎます。しかし一方、嫌だと言っている人たちともしっかり話し合い、合意を形成していくことが大事ではないでしょうか。その話し合いの中で、例えば何時から何時までは子ども優先だとか、ボール遊びも一定の制限を設けながら解禁するだとか、様々考えられることあると思っています。園庭の無い保育園が当たり前になってしまった時代に、公園には子育て拠点としての価値も認めなければいけないと思っています。

■図書館について

本好きとしては欠かせないテーマです。田中前区政時代から図書館を守る論戦をやってきたつもりです。図書館もまた、施設統廃合のターゲットにされてきました。活字離れもあり利用が伸びているとは言えませんが、区民の知識欲を満たす文化施設としてだけでなく、子育てのためにも重要な拠点となっていると認識しています。十中建て替えに伴う新図書館は歓迎するものの、そのために本町と東中野の二つの地域図書館をたたむのは筋違いです。また、学校に併設する地域開放型も大きな問題を抱えており簡単に進めさせるわけにはいかないと考えます。十分な図書を用意することなく、検索端末だけあればいいというのは、図書館を知らない人間の考え方です。行政がこれでは困ります。ましてや、地域開放型と学校図書館を統合するという考え方は、セキュリティの面からも、図書館の専門性という点からも認められませんj。

■その他

ネットでも情報を発信しています。よければご覧ください。

ブログ「中野がいいさ!」​http://isa.lawmaker.jp/

Twitter、Facebookは「いさ哲郎」で検索を!


2019年4月21日 中野区議会議員選挙 特設サイト

子育て環境向上委員会@中野

0コメント

  • 1000 / 1000