広川 まさのり さん (日本共産党、現1)
質問2.あなたの”強み”を教えてください。(子育て以外でもOK)
現在、5歳と0歳の娘がおり、子育て真っ最中です。子育て世代の声を区政に届け、議会や委員会(子ども文教委員会)で論戦をする上で、当事者の一人であることはひとつの“強み”であると感じています。前区長のもと、進められてきた児童館・U18プラザの廃止計画には、一貫して反対。利用者の視点で計画の問題点を質してきました。また、子どもが保育園の待機児童になった経験から実感した「待機児童問題の深刻さ」「行政の責任」を追及。「待機児童問題が深刻化するもとで、区は区立保育園の廃止に力を注ぎ、認可保育園の増設は民間丸投げで計画倒れ。行政としての責任を果たすべき」と繰り返し訴えました。
新しい区政のもと、「子育て先進区」への取り組みをさらに前に進めるため、「保育の質」の向上、保育園・学童クラブの拡充、児童館や地域図書館の存続、魅力ある公園整備、中高生の居場所づくりなど、子育てする上で魅力的な区となるよう取り組んでまいります。
また、子どもの貧困や児童虐待の対策、障害児や要医療的ケア児とその家族への支援など、困難に直面する方が取り残されることないよう、課題に向き合って施策の展開を進めます。
質問3.ご自分はどのような幼児・小学生でしたか?簡単なエピソードを教えてください。
市内を流れる下水道やビルのボイラー室、廃墟などを仲間と探索するのが大好きで、しょっちゅう蜘蛛の巣まみれ泥まみれになって怒られていました。好きな教科は図工。ノートや教科書は落書きだらけでした。
質問4.有権者アンケート「未来の中野区議さんへ質問したいこと、ありますか?」の有権者の質問から、1つ自由に質問を選びご回答ください。
【選んだ質問⇒No4 : 現職は、今まで子育て政策で何を訴えどんな成果を出したか。また、今後当選叶った際に実現したいこと。新人の方は後者のみ】
前区長のもとですすめられてきた子ども・子育て施策や施設の削減には一貫して反対。保護者や地域の声を、区政に届けてきました。また、寄せられる相談の一つひとつに向き合い、困難解決のための新たな施策の提案や、支援策の拡充を求めてきました。その一つとして、要医療的ケア児とその家族への支援を、議会や委員会で取り上げてきました。議員になって1年目、地域のお母さんから「医療的ケアを理由に保育園の入園を断られてしまった」という相談をいただきました。お母さんからお話を伺うなかで、要医療的ケア児を育てる家族は、睡眠も十分とれず、社会からも孤立し、行政の支援も不十分、という切実な実態を知りました。その後、区内外の当事者家族の方たちや医療機関、関係団体などに聞き取りを行い、他の自治体の取り組みを調査。2016年第3回定例会の総括質疑で「要医療的ケア児の保護者、介護者、医療機関、関係事業者を対象にニーズ調査の実施」を求めるとともに、「保育施設への入園を求める要医療的ケア児を受け入れる体制(専任看護師の配置等)の構築」を求め、2018年度より予算化されました。また、要医療的ケア児に対応した「居宅訪問型保育事業」の実施も求め、2017年度から実施されています。2017年第4回定例会では、改めて「ニーズ調査」の実施とともに、区立学校での受け入れに対応した看護師の配置を求めました。支援は広がりはじめましたが、まだまだ十分ではありません。引き続き取り組んでまいります。
今後も、「区民の声を、区政に届ける」立場で、中野区の子育て環境向上のため全力を尽くします。
主な実績(子ども関係)
・児童館の存続・拡充を(2015年6月、16年2月議会)
→19年度、存続に向けた検討
・子どもの貧困について実態調査の実施を(2016年9月議会)
→19年度、実施へ
・寡婦(夫)控除のみなし適応の実施を(2015年6月議会)
→18年9月より実施
・区立保育園・幼稚園の存続を(2015年6月、16年9月、16年11月、17年6月議会)
→19年度、存続に向けた検討
・未利用都有地の野方警察署若葉寮敷地に保育施設を(2017年6月議会)
→19年4月、「なかのこども園」として開設
・就学援助の入学準備金の入学前支給・増額を(2017年6月議会)
→18年度より実施、19年度拡充
・プレーパーク(冒険遊び場)の整備を(2018年9月議会)
→今後、検討
・学校教職員の勤務時間の把握を(2017年11月議会)
→19年度、予算化
・学校教職員の労働環境を抜本的に改善するための実施計画を(2017年11月議会)
→19年3月「働き方改革推進プラン」策定
・区内の南部と北部にそれぞれ適応指導教室を(2018年9月議会)
→19年度から実施へ
など。
自由記述 (有権者からの質問に追加で答えてくだされば大歓迎ですし、ご自身のウェブサイトのURLを記載いただいても構いません。好きなことをご自由にお書きください。)
先日、発行した広川まさのり区政報告「げんき通信No.17」では、子ども特集として4年間の取り組みなどを書かせていただきました。ツイッターでも見ることができますので、ぜひ、ご覧ください。
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